こどもの近視
こどもの近視

お子さまの近視は、成長とともに進行することがあります。
近視は、成長とともに進行することがあります。近視の進行には、目の奥行きである「眼軸長」の伸びが関係します。近視が強くなると、将来的に網膜疾患や緑内障などのリスクが高くなることが知られています。
当院では、お子さまの近視進行をできるだけ緩やかにするための選択肢のひとつとして、Eyerising(アイライジング)によるレッドライト治療を導入しています。
この治療は、近視の進行を緩やかにすることを目的とした治療です。近視を完全に止めたり、近視そのものを治したりするものではありません。効果には個人差があり、十分な効果が得られない場合があります。
治療を始める前には、眼科で目の状態を詳しく確認し、医師が適応を判断します。治療中も定期的に検査を行い、安全面に注意しながら継続の可否を確認します。

レッドライト治療は、低レベルの赤色光を短時間見ることで、近視の進行抑制を目指す治療です。
Eyerisingでは、650nm付近の赤色光を、1回3分、1日2回、週5日を目安に見ます。1回目と2回目の治療間隔は、4時間以上空けます。
薬剤や専用コンタクトレンズを使用しない、非侵襲的な治療です。ご家庭で使用できる機器ですが、治療を始める前には眼科で検査・診察を行い、治療中も定期的に目の状態を確認します。
なお、この治療は近視の進行を緩やかにすることを目的としたものであり、近視を完全に止めたり、近視を治したりする治療ではありません。効果には個人差があります。
Eyerisingは、オーストラリアのEyerising International社が開発した、近視進行抑制を目的とするレッドライト治療用の医療機器です。
治療はご家庭で行いますが、機器の使用状況や照射回数はシステムで管理されます。決められた照射時間や回数を超えて使用できないように設定されています。
原則として、近視と診断された3~16歳のお子さまが対象です。
ただし、年齢だけで治療の可否を決めるものではなく、目の状態、近視の程度、眼底所見、治療への理解などを総合的に確認したうえで、医師が適応を判断します。
以下に該当する場合は、治療の対象外となることがあります。
アトロピン点眼を使用中の方は、治療開始前に休薬が必要となります。
現在使用中の点眼薬がある方は、診察時に必ずお知らせください。
初回相談・適応検査
視力、屈折、眼軸長、前眼部、眼底などを確認します。
必要に応じて、OCTなどの検査を行います。
医師による適応判断
検査結果をもとに、レッドライト治療が適しているかを医師が判断します。
治療の効果、限界、注意点、副作用、費用についてもご説明します。
治療開始
ご家庭でEyerisingを使用し、治療を行います。
治療は1回3分、1日2回、週5日が目安です。
1日の治療間隔は4時間以上空けます。
小さなお子さまが使用する場合は、必ず保護者の方の見守りのもとで行ってください。
定期検査
治療開始後は、定期的に検査を行います。
近視の進行状況、眼軸長の変化、使用状況、副作用の有無を確認し、治療継続の可否を判断します。
治療後に、まぶしさ、残像、閃光感が生じることがあります。通常は短時間で軽快しますが、症状が続く場合は使用を中止してください。
特に、治療後に5分以上続く強いまぶしさや残像が繰り返しみられる場合は、無理に続けず、当院へご相談ください。
まれではありますが、レッドライト治療に関連して網膜への影響や視力低下が報告された例もあります。
治療中または治療後に、見え方の異常、強いまぶしさ、眼の痛み、違和感などがある場合は、自己判断で継続せず、速やかに眼科を受診してください。
レッドライト治療は自費診療です。健康保険は適用されません。
また、当院にお支払いいただく費用とは別に、治療機器の使用に必要なサブスクリプション料金がかかります。
| 項目 | 内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 初回適応検査 | レッドライト治療が適しているかを確認するための検査・診察 | 15,000円(税込) |
| 1年目治療費 | レッドライト治療の基本費用・器材レンタル料を含みます | 160,000円(税込) |
| 2年目以降の定期検査 | 治療継続中の検査・診察費用です。半年ごとに実施します | 1回 10,000円(税込) |
別途必要な費用
| プラン | 費用 |
|---|---|
| 1ヵ月無償プラン(45日間) ※初回登録時のみ選択可 |
無償 |
| 毎月定額払い | 月額 8,250円(税込) |
| 12か月分一括払い | 89,100円(税込) |
| 24か月分一括払い | 158,400円(税込) |
※サブスクリプション料金は、治療機器 Eyerising(アイライジング)の使用に必要な費用です。
※初回登録時に無償プラン以外を選択された場合、1ヵ月無償プランは適用されません。
※支払い完了後のサブスクリプション料金は、返金されません。
※実際の金額やお支払い方法は、ユーザー登録時の案内をご確認ください。
サブスクリプション料金は、治療機器のユーザー登録時にお手続きいただきます。
実際の金額やお支払い方法は、登録時の案内をご確認ください。
なお、Eyerising(アイライジング)の使用にはインターネット接続が必要です。
ご自宅にWi-Fi環境が必要となります。
※費用は変更となる場合があります。
※治療開始後も、効果や目の状態を確認するため、定期的な検査が必要です。
レッドライト治療は、治療開始後の経過を確認しながら継続の可否を判断します。治療の中止・中断が必要となった場合の返金については、以下のとおりです。
治療経過中、効果や安全性等を踏まえ、医師が治療を継続すべきではないと判断した場合は、治療開始から6か月以内に限り、当院にお支払いいただいた治療費および検査費の50%を返金いたします。
使用者のご都合により治療を中断される場合は、まずデバイスを当院へご返却ください。
治療開始から1か月以内で、当院所定の条件を満たす場合には、初年度の治療費および検査費の50%を返金できる場合があります。
なお、治療開始から1か月を経過した後は使用者のご都合による返金はできません。
また、メーカーに対するサブスクリプション料金の解約については、当院へのデバイス返却とは別に手続きが必要となります。解約方法や費用の取扱いについては、治療開始時の説明内容および契約条件をご確認ください。
Eyerising(アイライジング)近視治療用機器は、日本国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認医療機器です。
当院で使用するEyerisingは、オーストラリアのEyerising International Pty Ltdが製造した機器であり、当院では医師による個人輸入として本機器を入手しています。患者さんご自身が輸入・購入するものではありません。
当院が確認した範囲では、本機器と同一の性能を有し、小児近視の進行抑制を目的として国内承認された医療機器は確認されていません。
Eyerising International Pty Ltdの資料によれば、本機器はオーストラリア、欧州、英国、ニュージーランドなどを含む複数の国・地域で医療機器として登録・許可等されており、全世界で15万人以上の小児に使用されているとされています。
一方、日本国内では未承認医療機器であり、海外での登録・使用実績は、日本国内における有効性・安全性を保証するものではありません。
本機器は国内未承認医療機器であるため、万が一重篤な健康被害が生じた場合であっても、医薬品副作用被害救済制度等の公的救済制度の対象にはなりません。
個人輸入された医薬品・医療機器等には、国内承認品とは異なるリスクがあります。詳しくは、厚生労働省の「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」をご確認ください。
ご不明な点がありましたら、医師またはスタッフへお尋ねください。
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